啓蟄を過ぎ、眠っていたF1の虫が目を覚ましました。
2006年のF1が、バーレーンで開幕を迎えます。
テスト情報では、ルノー・マクラーレンのミシュラン勢が好調のようですね。
一因は、昨年のタイヤ戦争での敗北を認めたBSが、タイヤ構造を一新したことにあるのでは…
温度管理が難しい(スイート・スポットが狭い)特性への対策をテストで見出せていないBS勢は、暫く苦戦が予想されます。
但し、バーレーンでテストを行ったフェラーリのデータを共有できれば、一発逆転があるかもしれませんね。
また、エンジンの全長が短くなったにもかかわらず、ホイールベースの変更はほとんどされていないようです。
モノコックを延長したチームは、燃料タンクの底面積拡大による低重心化とフューエル・エフェクトの軽減というメリットが考えられます。
ギアボックス側で延長したチームは、ボディーワークの自由度向上から、更なる低ドラッグ・高ダウンフォース化というメリットが考えられます。
BS勢の対応と、ホイールベース延長の解釈…
開幕後も、まだまだ目が離せませんね。
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